ミライセリフバコ

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若者論を疑え

「若者論」を疑え! (宝島社新書 265)

「若者論」を疑え! (宝島社新書 265)


最近の若者は・・・という言葉は大昔*1からあるそうですが、著者によると最近の若者に対する風当たりがものすごく強い、しかもその根拠が非常に曖昧で一つのことを大きく見せている情報の誇大が見られるのではないか・・・この本が訴えている内容です。本当にそうなのか?複数のソースにふれてから自分自身の目で見ることが重要だなと分かってはいたけれど改めて考えさせられる内容でした。


あと自分も大人になると新しい文化について行けなくなり「最近の若者は・・・」というようになる、自己を正当化するために他者を批判してしまうのかもしれない。そんな不安がある。


けれども文化など生まれてしまったものはしょうがない、せめてその存在を受け入れて共存を目指していく大人になりたい。それを自分に言い聞かせることが大切だ、というのが私のマインド。

*1:確かエジプト文明の頃から・・・だったと記憶。間違っていたらすいません