勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 40人 クリック: 441回
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昨日と本日の通勤時間を使い読み終えました。
今回の本は「はじめに」に描かれていますがビジネス思考力を身につけるための実践書です。その力は何かというと著者は以下のように分類されています。
- 論理思考力
- 水平思考力
- 視覚化力
- 数字力
- 言語力
- 知的体力
- 偶然力
読み終えた感想は、私自身がいままでそれぞれの力(もしくはその一部)を別々に勉強してきた為それぞれの力が結びつかずにただの知識として残っていたのだなと痛感しました。それだけ先人の教えとして生き残ってきたフレームワークがどれだけ重要なのかを知りました。
あとこの本ではフレームワークのイラストがカラーで紹介されているので文章だけでなく図から知識を手に入れることができます。あとは勝間さんのわかりやすい言い換えがあることによってよりこの本が読みやすくなっていたので、知識もすんなりと入ってくるのが妙に不思議でした。
この書でたくさんのことを知りましたがその中でも心に響いた3つのキーワードが
- なぜ五回
- ラテラル・シンキング
- 妬まない・怒らない・愚痴らない
です。これだけでも私の考え方が変わりました。
最後に、私の「マイ選書法*1」でおなじみ、この本の最後のワンセンテンスを引用*2(挨拶、謝辞はのぞく)
この、わくわくしながら新しいこと、新しい見方、新しい学びを続けるということが、結局はビジネス思考力のエッセンスです。先人の優れたフレームワークを発見し、そこにセレンディピティが生まれて、周囲の人たちと幸せを分かち合う新しい関係性がつくられる、そして、それがまた新しい喜びにつながる
そんな好循環をつくることが、ビジネス思考力の役割ではないかと思っています。
ぜひ、一人でも多くの方がこの思考力を活用することによって、新しい世界を見つけることを願っています。私自身もまだまだ未熟ですし、新しく見つけなければならないことがもっとあると思っていますので、今後、五年後十年後に、よりよいビジネス思考力の本が書けるように、みなさまといっしょに学び続けていきたいと思っています。
このセンテンスに共感できる方は是非この書を取ってみてください。