ミライセリフバコ

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すべての経済はバブルに通じる

すべての経済はバブルに通じる (光文社新書 363)

すべての経済はバブルに通じる (光文社新書 363)


最近読み終えました。というか読み終えたときに米リーマン・ブラザーズが破綻といよいよ事件が起こってしまったということに驚きました。


この本のメインとなる内容は何故サブプライムショックは起きたのか、ということ。そのことについて丁寧に書かれているのでこの本を読むことにより金融問題が苦手な方でも簡単に納得することができます。ちなみにこの本の最初に書かれている問題の答案に

ねずみ講

と書いてあれば90点という内容・・・
最初はえっ、と思いましたが読み続けて行くにつれて納得ができました。ちょっと文章に波がないので読み続けるのには正直苦労しましたが、わかりやすく一言でまとめるならば


バブルは「確信犯」


ということ。(確信犯の使い方を間違っていますが、一言で皆にわかりやすく表現したかったのでこう書きました。ここでの意味は結果を予想した上で計略を巡らす人、のことを指します。)


この問題を見つつ、皆で将来の金融システムについて注目し続けることが自分にとって大切なことではないでしょうか。