ミライセリフバコ

~next tee box~

サマーウォーズ視聴感想

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アニメ版「時をかける少女」の監督「細田守」による3年ぶりの新作。
http://s-wars.jp/index.html


本日より上映スタートということで朝一番で映画館に向かいました。1日は映画が1000円の日なので普段以上に列ができていて「サマーウォーズ見られないかも」という不安がありましたが、列に並んでいた人が持っていたチケットの殆どが、、、「ナルト疾風伝・・・」でした(笑)なので座席の方もシアターの後ろ側の真ん中あたりを無事にゲットすることができました。


で、しばらく待ってから入場。開始と共にすぐにシアターに入りましたが、結構人がいましたね。上映開始時には私の周りの席がすべて埋まり、全148席中の3分の2は埋まっている感じでした。


WB・日テレ・マッドハウスのオープニングロゴが流れて、上映開始。


感想をひとことで・・・

ひとつの映画で「人」との「喜怒哀楽」をおもいっきり感じさせてもらいましたっっっ!!!

以下、ネタバレ有り。




私はデジモンの映画を見ていないので、東映時代の細田作品の話はできませんが、全作の「時をかける少女」と比較すると、だいぶ細田テイストが見えてくるようになったのと、そのテイストがよりはっきりしてきたと思います。


特に印象に残るのが、


「呼吸・息の音をじっくりと聞かせる」ということ。


前回の「時を〜」ではラストシーンで主人公の真琴が、千昭を追いかけるときにものすごい息を切らして走るシーンがありますが、そんな「呼吸」のシーンは台詞も何も無い、息の音のみ。だけれども見ている者を引きつける・・・アニメーション映画だからこそできる技法だと思いますが、ここは私の一押しですね。見ていない方は、是非「息の音」をじっくりと聞いてみてください。全作と比べて今回はかなり「呼吸・息の音」シーンが多かったです。


作品も、オリジナルながらきちんと起承転結がまとまっており、話がすべてすっきりとまとまっていたした。あと今回は日テレが制作参加ということでものすごく聞き覚えのある声が画面から聞こえましたよ(特にテレビのニュースシーンで)、仕方ないですがね。結構最初の方で、健二が恋人役のことがばれたりOZの不正進入の被疑者扱いになったりとするので「展開早いな〜」と思っていましたが、後半に興奮するポイントが山ほどあり映画ではこのくらいのテンポが妥当かなと思いました。


あと、この文章を読んでいる方には遅いかもしれませんがこの映画のキーポイントに「8月1日」があります。映画を見ればこの理由がわかりますが、この日に見られたことにとても感動し、感謝しています。おそらく今日は忘れられない記念日のひとつになるはずです!この作品をつくられたみなさん、ありがとうございます。


そして監督には、今後も記憶に残る様々な作品を


「よろしくお願いしまっっっっす!!」(笑)


P.S.ちなみに、私の右隣に座っていた人がものすごく喜怒哀楽が激しくて激しく・・・皆以上に笑い、皆以上に泣いていました・・・(驚)

P.S.2帰りに小説買いました(笑)

サマーウォーズ (角川文庫)

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