ミライセリフバコ

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コレクション展「そびえる物、記念碑のかたち」- 広島市現代美術館

こちらも続けてみました。
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こちらは現代美術館が収蔵している作品を用いて、記念碑とは・・・シンボルとはどんなものなのか、どのような意味合い、解釈をされるのか。


歴史の背景などを考えつつ、作品にこめられた意味を感じていく展示になっていました。


最後には次回の企画展の作家「小沢 剛」によるインスタレーション「ホワイトアウト」が催されています。これは現代美術館の作品がホワイトアウトしたときにどのように見えるのか・・・というのが内容の趣旨かと思いますが、普段だとケースや壁に掛けられているはずの作品が、ぽつ、ぽつと見えたり見えなかったりと、観る場所によって感じ方が変わるような展示が行われていました。

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2009年6月6日(土)〜9月6日(日)
公共空間に設置され、特定の出来事や歴史、社会通念等を伝える記念碑。それには美術作品、特に彫刻作品が取り入れられる例をしばしば目にします。
本展は、当館のコレクションから、特定の記念碑や野外彫刻のためのマケット(ひな型)、あるいは一般的な記念碑とは異なる形で歴史的事象を伝えうる作品などを紹介することにより、記念碑と美術品の関係を考える機会とする展覧会です。 
また、上記の作品展示に加え、現代美術家・小沢剛が当館コレクション作品を再構成するインスタレーション《ホワイトアウト》の制作を行い、記念碑の再解釈に取り組みます。

ちなみに現代美術館の入口の反対にある、通称「ムーアの広場」
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ちゃんとブロンズ像がそびえています。
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