ミライセリフバコ

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ものさしの磨き方・公務員なんかなるな!

新企画「ものさしの磨き方」。人にはそれぞれ価値を判断する「ものさし」を持っている。もちろん人により考え方(ものさしの尺度)は異なる。しかし最近そのものさしが何か鈍りだしていないか、そう曇りが見えてきたのではないか。それは同じ情報を見てその通りにして何も考えていない(テレビ番組・雑誌)に頼りすぎているということだ。もちろんそれらを悪として批判するためにこの企画を立てたのではない。こんな世の中だからこそどんなに年月が過ぎようとも自分のものさしだけはきちんと持ち続けて欲しいということを目的にこの企画を進めていきたい。

さあ、最初の連載「公務員なんかなるな」なんでこんなインパクトのあるタイトルにしたかという結論は最後に・・・
さて私自身も社会人になって数年が経ちますが、大学生の頃は就職難ということもあり公務員指向がとても高いときでした。私のまわりの人でも予備校に通い、大学を卒業してからも専門学校に通っている人を何人も見ました、しかし彼らの結末は遅かれ早かれ一般企業への就職という結論でした。正直に言いましょう、私のまわりで公務員になった人は希望する人が数十人いる中でたった3人です。それだけです。現実に厳しいのです。


しかし、私も見誤っていたことがあります。それは公務員試験に合格し、一般職員として採用されるということをゴールにしていたからです。だからこそ今思うと一般の公務員にならなくてよかったと思います。
一般の公務員・・・そう、私がなるなといった公務員は「一般職」公務員です。消防や公共企業、先生、保育士など目的を持った公務員には私はどんどんなるべきかと考えます。しかし事務職をこなし、もちろん専門性を持って行き将来管理職になる人がいるでしょう・・・そんな流れが一番間違っています。


もし、安定した給与をもらい定年まで生活・・・役職はいいでしょうがその組織を離れたとたん、あなたは「タダの人」です。そんな勘違いした「タダの人」が世の中に送り込まれたらどうなりますか?世の中ぐうたらやる気のない社会、そんなもの望んでません。同じ事をやってもダメですよ。自分らしさを出したモノをしないとダメですよ。


タイトルはインパクト過ぎましたが、なぜそんなタイトルにした理由については理解できるでしょうか?多分独り言として片付けられるでしょう。それでけっこうです。しかしこの文章に出会ってくれた、そして最後まで読んでくれた皆さん、せめて「目的」を見てください。

最後に「目的を持って生きて、ただの人になるな