希望格差社会
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
- 作者: 山田昌弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/03
- メディア: 文庫
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数年前に発売されていて今年文庫化されたということで購入することにしました。ニートという言葉が聞かれるようになった頃にブックファースト梅田店てずっと立ち読みをしてました。
今回、じっくり読まさせてもらい「希望」hopeに格差があることの問題点についてじっくり考えさせてもらいました。日本では以前は中流社会といわれていたが、様々な問題によってそこに格差が生まれ今日問題になっています。怖いのはこの格差が二極化されてディバイト(分断)されてしまうことである。ここまで来るともう元に戻すのがたいへんになってしまうので、今のうちに問題に手を打つことがどんなに大切なのかがわかります。
他の気になる本の中からのキーワード
「二極化」「パイプラインシステム」「リスク」
- 今はリスクを個人が対処しなくてはならない。
- リスクを軽減できるメインは保険など・・・結論はお金
- リスクを守れなくなる
- 一生リスクに直面する生活
やはり解決方法は「リスク軽減」今の社会に追いつくモノを。