ミライセリフバコ

~next tee box~

2007年・結び

まもなく2007年が終わります。


今、紅白を見ていますが(ダウンタウンは録画して後で見ます・・・)今年の紅白は歌と歌の間に笑福亭鶴瓶さんのトーク部分があり、曲の感想やアーティストの特長を言うことができるのがすごく自然で、ああこれが普通の番組だよな、とふと感じました。いろいろ言われる紅白歌合戦ですが私的には今年は自然で二重丸だと思います。


さて、今年は「偽」という漢字が選ばれたように何もかもが偽り、そして不信、モノゴトや人間自体を信じられなくなって来てしまいました。本来なら性善説に立ち皆に親切にする「思いやり」というものが皆にあったはずです。しかし、皆忙しくなり「心そこにあらず」状態になってきています。


ワーキングプア」という言葉が出てきたように、今日本ではいよいよ格差から次の場面へ移ろうとしています。それは格差よりも怖いもの「分断」です。これはいくら個人が格差から脱却したいと思ってもその社会と分断されることにより、何をしても変わることができない。それを知った瞬間、人は働かなくなりその結末は・・・


「日本経済・沈没」


そしてグローバル競争に敗れることにより不利な場面へ進まざるを得ない状況「高コスト社会」がいよいよ2008年になると実感を得るようになるのではないでしょうか。これにより日本の競争能力・負のスパイダルに陥っていく。そして日本が中国に抜かれ、経済のプライドもズタズタ・・・


ここで、日本の力が出せるのか。日本人最後のターニングポイントはまもなくやってきます。


私が、日本を救えますように。
私が、日本で働けますように。
私が、日本で幸せになれますように。