ミライセリフバコ

~next tee box~

読書進化論

読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)

読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)


本日読破しました。


一言感想は「カツマーの私にとっては内容がマニアックなところまで踏み込んであり、ドキドキしながら読むことが出来ました


タイトルは堅そうですが、実際の内容は本が好きな人もそうでない人に対しても


「現在の本のミカタ」


を教えてくれる本です。


でも今回驚いたのは通常本というものは「本の中」だけで起承転結をまとめるのが通例ですが、この本は「本から様々な方向へ向かう」内容になっています。例えば

といったように様々なミックスが行われています。


あと、この本のすごいところは「様々なものの入口をつくってくれた」ことです。
例えば、本の中ではリブロや丸善の店舗案内をしていますが、完全版はインターネットで公開されています。それもWEB版はカラーなのでまとまっていて読みやすい。


では、本はいらないのだろうか?


違う。この本を読むことによって「もののミカタ」は本からでもインターネットからでもいいのではないか?ということを問いかけてくれました。つまりどこの入口から入ったとしても、そこから関連する情報へ手を差し出すことが出来るほうが「おもしろい」し「役に立つ」「便利」ということ。


これからは、

「One-way」でも「Interactive」でもない。時代は「Multidirectional」(多方向)である