「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉
山田真哉作。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/02/15
- メディア: 新書
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発売日当日に購入させていただきました。早速通勤時間の行き帰りで読ませていただきました。
感想は、
- 何となくまとめが予想できた。(当たってしまいちょっと残念)
- 女子大生会計士〜の話が入っていた。(本をぱっと見たときに紙の色が一部違うのは何でだろうと思っていたがそういうことか。それも内容が新作!流れをみると明らかに第●巻の続きに見える・・・)
- でも身近にある事柄で良い面と悪い面を眺めることができた。
この本での印象に残ったキーワードは
「計画」から「切り札」 「二分法」から「妙手」
小学生の頃から夏休みの計画を立てなさいのように物事には計画を立てろと教えられてきたのに、どんなに「計画」というものが自由を奪い、ムリ・ムラ・ムダを生んでしまうのか。そして明日も分からない動きの激しい社会では意味がないんだなということは衝撃でした。
あと二分法のところで自分を含めて世間が「良い悪い」など物事を二つに分けて考える風潮があり、説得はできるがはたしてそういう善し悪しで決めていいのかが?という点が印象に残りました。そこで出てきた「妙手」という二分法を捨て視点を変える、ギリギリまで相反する両者を満たす解決案を考えていかなければいけないという考えにも驚きました。
著者も述べている「複数の視点を持つ」ということがどれだけ重要か、ということは分かりました。さてどうすればそのような視点を持つことができるのでしょうか。