ミライセリフバコ

~next tee box~

ミニマム インターフェース展 - 山口情報芸術センター

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石見美術館の次は山口へ。おもしろい展示があるということで出かけてみました。


早速入り口に行くとこの展覧会のパンフレットがおいてありその横に白いテーブルがひとつ・・・何だろうと説明を聞くと、この白いテーブルの上に穴が16個開いているパンフレットを置き穴を押していく(or塞ぐ)と展示会の案内が流れる、というものでした。操作した様子は動画をどうぞ。

以下、公式解説。

http://minimum.ycam.jp/navigation/
ナビゲーションデザイン

「ミニマムインターフェース」展では、ナビゲーションデザインを、展示に対するメタ・インターフェースの意味で、作品と鑑賞者の新しい関係性を築く手がかりとして位置づけています。多種多様なメディアが混在・競合する現在、「紙」という原初的なメディアが持つ存在感や直感性を改めて見直し、最新の情報技術と組み合わせることによって、展覧会の新たなナビゲーションの可能性を試みています。
"on the Fly"

本展フライヤーは、必要最低限の文字情報のみを掲載し、フライヤーそのものがナビゲーションツールとして、ミニマムなインターフェースとなる仕組みをもっています。16個の穴があいたフライヤーを、会場内の3ヶ所に設置されたナビゲーションテーブルに載せ、それぞれの穴をふさぐことによって、展覧会や作品の情報が表示される仕組みになっています。このシステムは「on the Fly(=「その場で」「動的に」「即興で」の意)」と名づけられ、高精度の形態検出技術が組み込まれることによって、フライヤーがテーブルのどの位置に置かれても作動し、インタラクションを楽しみながら展示データを表示することができます。

ナビゲーションデザイン:LEADING EDGE DESIGN
グラフィックデザイン:good design company

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次は展示室の中へ。


中には

  • 光っている円の上に様々なものを置いていくと音や映像が流れるもの
  • 瞬きをすると写真が切り替わるもの
  • スクリーンの前に並んでいる4つのカメラの前を人が通ることによって様々な映像がスクリーンに映し出されるもの
  • トランプを裏表いろいろとひっくり返していくとそれに反応して音が流れる、等

暗い中に輝く作品がいくつもありました。詳細は是非公式ウェブで確認してみてください。


youtubeに公式の動画がありましたので雰囲気をどうぞ。

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「ミニマム インターフェース」

日付 :
2008-11-01(土)–2009-02-08(日)
時間 :
12:00〜19:00
休館日 :
火曜日(祝日の場合は翌日)/年末年始(12.29-1.3)
場所 :
スタジオB / ホワイエ /
料金 :
無料

土日祝のみ 10:00から
【出品作家】セルジ・ジョルダ、マルティン・カルテンブルネル、ギュンター・ガイガー、マルコス・アロンソ/久保田晃弘/LEADING EDGE DESIGN/ザカリー・リーバーマン、テオドア・ワトソン/ダーン・ローズガールデ/SHINCHIKA/クリス・サグリュ/高尾俊介

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